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抗がん剤による白血病治療

白血病に罹ってしまったら単純に抗がん剤を投与すればよいというものではなく、様々な工夫が必要です。まず治療の導入期には白血病細胞に大きな打撃を与えるために強力な抗がん剤を投与します。これは体に大変な負担を与えるのでなるべくなら1度ですませたい所ですが、効果が十分ではないと時には2度、3度と投与を繰り返します。それと並行して副作用を抑えるために抗菌剤や輸血などの支援治療も行っていきます。白血病菌の大幅な減少に成功すれば、次は地固め的な治療です。最初の抗がん剤で生き残った白血病細胞を死滅させるために複数の抗がん剤を数カ月に渡って投与します。その結果、白血病細胞がほとんど消失すれば最後は再発を防ぐための強化治療です。弱めの抗がん剤を数年に渡って投与し、異常が現れなければ治療は完了となります。

白血病治療に大きな力を発揮する分子標的薬

白血病はがんの中では、抗がん剤の効き目が顕著で比較的治療しやすい病気です。とは言っても発病した人の何割かは確実に命を落とす難しい病気には違いありません。また、抗がん剤による治療は副作用の強さが問題視されているのも事実です。白血病患者に抗がん剤を投与すると癌化したものだけなく正常な血球細胞も破壊してしまうため体力を著しく削ってしまうのです。しかし、最近では異常な細胞だけを選択して攻撃する分子標的薬の開発が進んでいます。特に慢性白血病の治療の場合、この分子標的薬が大きな力を発揮し、慢性白血病患者の9割を寛解状態にすることができると言われています。しかし、もしこの治療でも劇的な効果を得られない場合は癌細胞を選択的に攻撃する性質のあるインターフェロンの注射を行うことが多いようです。